Baculaサーバインストール (バージョン9.2.0以降)


CentOS7にBaculaのVersion9.2.0以降をインストールする手順解説します。

Baculaダウンロードキーを取得する

Baculaをyumでインストールする場合にはリポジトリにアクセスキーを記載する手順に変わりました。

以下のURLからアクセスキーを取得
http://blog.bacula.org/download-community-binaries/

以下のようなメールが届きます。

一部マスクして隠していますが上記の例では「5b49」で始まっている部分が「アクセスキー」になります。
これは後程のリポジトリ登録で必要になるのでメモしておきます。
このアクセスキーは一度入手すれば今後も継続して使用可能です。

準備

まずfirewalldを停止します。
停止後にfirewalldが停止したことを確認しましょう。

# systemctl stop firewalld
# systemctl status firewalld
● firewalld.service - firewalld - dynamic firewall daemon
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/firewalld.service; disabled; vendor preset: enabled)
   Active: inactive (dead)

<省略>

ここでfirewalldを停止するのは、インストール時に問題が発生した場合に切り分けをしやすくするために停止しています。
インストール、設定が終わった後にfirewalldを正しく設定してください。

リポジトリ追加

準備が終わったら早速Baculaのインストールを始めていきましょう。
まずbacula用のリポジトリを追加します。
このリポジトリを追加することによりBaculaのバージョン9をインストールすることができます。baseurlの9.2.0の部分はバージョンを指定しています。
変更することにより任意のバージョンを指定してインストールことができます。

# vi /etc/yum.repos.d/Bacula.repo
[Bacula-Community]
name=CentOS - Bacula - Community
baseurl=http://www.bacula.org/packages/<アクセスキー>/rpms/9.2.0/el7/x86_64/
enabled=1
protect=0
gpgcheck=0

CentOS6の場合は以下のリポジトリを取得してください。baseurlの9.0.8の部分はバージョンを指定しています。CentOS6はなぜか9.0.8が最新になっていたので9.0.8を記載しています。

# vi /etc/yum.repos.d/Bacula.repo
[Bacula-Community]
name=CentOS - Bacula - Community
baseurl=http://bacula.org/packages/<アクセスキー>/rpms/9.0.8/el6/x86_64/
enabled=1
protect=0
gpgcheck=0

MariaDBインストール

Baculaをインストールする前にMariaDBをインストールします。

# yum -y install mariadb-server

次にインストールが正常にできたか確認してみましょう。

# rpm -qa | grep mariadb
mariadb-5.5.56-2.el7.x86_64
mariadb-libs-5.5.56-2.el7.x86_64
mariadb-server-5.5.56-2.el7.x86_64

インストールが完了したら、次はDBの準備をします。

Baculaインストール

いよいよBaculaをインストールします。

# yum -y install bacula-mysql

次にインストールが正常にできたか確認してみましょう。

# rpm -qa | grep bacula
bacula-libs-9.2.0-1.el7.x86_64
bacula-mysql-9.2.0-1.el7.x86_64

インストールが完了したら、次はDBの設定をします。

MariaDB設定

MariaDB初期設定
MariaDBを起動し、初期設定をしていきましょう。

最初にMariaDBを起動します。ついでに自動起動をONにします。次に起動確認をします。

# systemctl start mariadb
# systemctl enable mariadb
# systemctl status mariadb
● mariadb.service - MariaDB database server
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/mariadb.service; disabled; vendor preset: disabled)
   Active: active (running) since 水 2017-10-25 11:43:56 JST; 26s ago

<省略>

MariaDBの初期化を実施します。

# mysql_secure_installation

<省略>

Set root password? [Y/n] Y           ←「Y」を入力
New password: dbpass         ←rootのパスワードを入力
Re-enter new password: dbpass        ←rootのパスワードを再入力
Password updated successfully!
Reloading privilege tables..
... Success!

<省略>

Thanks for using MariaDB!
#

最後に「Thanks for using MariaDB!」が表示されることを確認します。
パスワードは任意のもので構いません、上記の例では「dbpass」に設定しています。
省略されている部分で[Y/n]を尋ねられることはすべてEnterキー押下で問題ありません。

次にBacula用のデータベースを作成します。

# mysql -u root -p
Enter password: dbpass           ←rootのパスワードを入力
MariaDB > create database bacula;   ←createコマンドを実行
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
MariaDB > grant all privileges on bacula.* to bacula@localhost identified by 'dbpass';
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)           MariaDBのパスワード設定↑
MariaDB > quit
Bye

次にBacula用のテーブルを作成します。

# /opt/bacula/scripts/make_mysql_tables -uroot -p
Making mysql tables
Enter password: dbpass    ↽rootのパスワードを入力
Creation of Bacula MySQL tables succeeded.

dbpassは先ほど設定したMariaDBのパスワードを入力します。

以上でBaculaサーバのインストールは終了です。

次に早速Baculaサーバの設定をしてみましょう。
続きは以下になります。
https://www.bacula.jp/server-setting

Bacula起動コマンド

起動用のスクリプトができました。以下で起動します。

# /opt/bacula/scripts/bacula start
Starting the Bacula Storage daemon
Starting the Bacula File daemon
Starting the Bacula Director daemon
 

startの部分をstatus、stopで確認、停止を実行できます。

設定ファイルの場所

設定ファイルの場所が以下に変わりました。
/opt/bacula/etc