baculumインストール


CentOS7にBaculaバージョン9用のBaculumをインストール手順を解説します。
Baculaサーバはインストール済みであることを前提とします。
※Baculaバージョン7のBaculumインストール手順はこちらになります。

記載する手順はBaculaサーバ上で実施します。

Baculumって何?

BaculumはBaculaのWebのGUIツールです。

具体的に以下のような項目を確認できます。

・ジョブの実行結果確認
・ボリュームの使用状況
・データベースのステータス
・JOBの再実行

Webツールであるためにブラウザがあれば同じネットワーク内ならどこからでもアクセスできます。

Baculum API

Baculaバージョン9用のBaculumからAPIが使えるようになりました。
従来のBaculumをBaculum-Web
APIをBaculum-APIと呼びます。

それぞれのログイン画面が存在しインストール後の初期設定がことなります。
以後、本ページではBaculum-Web、Baculum-APIと明確に記載して手順を解説していきます。

リポジトリ追加

早速Baculum-Web、Baculum-APIのインストールを始めていきましょう。
まずリポジトリを追加します。
このリポジトリを追加することによりBaculum-Web、Baculum-APIをインストールすることができます。

viエディタなどでリポジトリを追加します。

# vi /etc/yum.repos.d/baculum.repo
[baculumrepo]
name=Baculum CentOS repository
baseurl=http://bacula.org/downloads/baculum/stable/centos
gpgcheck=1
enabled=1

上記の様に記載して「:wq」で保存して終了します。

次にBaculum-Web、Baculum-APIをインストールするための公開鍵を登録します。

# rpm --import http://bacula.org/downloads/baculum/baculum.pub

Baculum-APIインストール

リポジトリが追加できたらまずBaculum-APIのインストールを始めていきましょう。

# yum -y install baculum-common baculum-api baculum-api-lighttpd

インストールが完了したら、Apacheを起動します。

# systemctl start httpd

ついでに自動起動もonにしておきましょう。

# systemctl enable httpd

次にインストールできたことを確認します。
ブラウザから「http://<サーバアドレス>:9096」にアクセスします。
ユーザ名とパスワードの初期設定は共にadminになります。

上記のように言語選択画面が表示されればインストールは無事に完了です。

Baculum-API初期設定

Baculum-APIのインストールが無事にできたので初期設定をしていきましょう。
■言語設定

先ほどの続きの画面ですが、言語選択は「English」を選択し画面下中央の「Next」をクリックします。

■APIでアクセス可能なCatalog設定(データベース)
APIで操作するCatalogへのアクセス設定をします。
「Yes」を選択して、画面下中央の「Next」をクリックします。

ここでのデータベース設定はBaculaサーバに既に設定済みのデータベースをさします。Baculaサーバインストール時の情報を入れてください。最後に「test」をクリックしてデータベースに接続できることを確認してください。

確認ができたら画面下中央の「Next」をクリックします。

■APIでアクセス可能なConsole設定
次にAPIで操作可能なConsoleを設定をします。
「Yes」を選択して、画面下中央の「Next」をクリックします。

基本的にはそのままで大丈夫ですがbconsoleのパスと設定ファイルのパスを確認しください。
最後に「test」をクリックしてbconsoleに接続できることを確認します。


確認でエラーが発生する場合はBaculaサーバにログインして以下のコマンドを実行してください。

# chmod 644 /etc/bacula/bconsole.conf

設定ファイルの権限変更後にBaculumの「test」をクリックしてください。
確認ができたら画面下中央の「Next」をクリックします。

■APIで作成する設定ファイルの設定
次にAPIでBaculaの設定ファイルを作成するための設定をします。
「Yes」を選択して、画面下中央の「Next」をクリックします。

ここでは次にAPIで作成する設定ファイル用のディレクトリを作成します。
「Directory path for new config files:」にAPIで作成する設定ファイル用のディレクトリを作成します。
さらにAPIが各Baculaの設定ファイルにアクセスできるように権限を付与します。

コマンドの例は以下になります。

# mkdir -p /etc/bacula/baculum
# chmod 777 /etc/bacula/baculum
# chmod 644 /etc/bacula/bacula-dir.conf
# chmod 644 /etc/bacula/bacula-sd.conf
# chmod 644 bacula-fd.conf

/etc/bacula/baculumというディレクトリを指定していますが、任意のディレクトリで問題ありません。
APIがアクセスできるように権限が付与されていればどのディレクトリでも構いません。


ディレクトリの作成と権限変更ができましたら「Test Configuration」をクリックしてください。
確認ができたら画面下中央の「Next」をクリックします。

■管理ユーザ作成
次にBacula-APIに対して管理権限を持つユーザを作成します。
任意のユーザ名とパスワードを設定します。

入力したら画面下中央の「Next」をクリックします。

■最終確認
最後にBaculum-APIの設定確認画面が表示されます。

問題がなければ画面下中央の「Save」をクリックします。

■ログイン
「Save」をクリックするとログインに必要なユーザ名とパスワードを求められます。
先ほど設定したユーザ名とパスワードでログインできることを確認してください。

以下のようにBaculum-APIのが表示されれば設定完了です。

Baculum-Webインストール

次にBaculum-Webをインストールします。

# yum -y install baculum-common baculum-web baculum-web-httpd

インストールが完了したら、Apacheを再起動します。

# systemctl restart httpd

次にインストールできたことを確認します。
ブラウザから「http://<サーバアドレス>:9095」にアクセスします。
ユーザ名とパスワードの初期設定は共にadminになります。

上記のように言語選択画面が表示されればインストールは無事に完了です。

Baculum-Web初期設定

Baculum-Webのインストールが無事にできたので初期設定をしていきましょう。
■言語設定

先ほどの続きの画面ですが、言語選択は「English」を選択し画面下中央の「Next」をクリックします。

■APIのサーバを指定
次にAPIの設定がされているサーバを指定します。

先ほどAPIの設定をしましたので以下の画面の用に入力します。
「API Login」は先ほど設定した管理用のユーザ名/パスワードを入力してください。
最後に「test」をクリックして「OK」が表示されることを確認します。

問題がなければ画面下中央の「Next」をクリックします。

■管理ユーザ作成
次にBacula-Webに対して管理権限を持つユーザを作成します。
任意のユーザ名とパスワードを設定します。

入力したら画面下中央の「Next」をクリックします。

■最終確認
最後にBaculum-Webの設定確認画面が表示されます。

問題がなければ画面下中央の「Save」をクリックします。

以下のようにBaculum-Webが表示されれば設定完了です。