Bacula-Webインストール


CentOS7にBacula-Webをインストール手順を解説します。
Baculaサーバはインストール済みであることを前提とします。

記載する手順はBaculaサーバ上で実施します。

Bacula-Webって何?

Bacula-webはBaculaのWebツールです。Baculaのレポート、モニタリングを行うことができます。

具体的に以下のような項目を確認できます。

・ジョブの実行結果
・ボリュームの使用状況
・データベースのステータス

Webツールであるためにブラウザがあれば同じネットワーク内ならどこからでもアクセスできます。

Bacula-Web環境準備

では早速Bacula-Webのインストールを始めていきましょう。
Bacula-webはPHPで動作します。PHPと関連するパッケージを追加します。

以下のコマンドでインストールします。

# yum -y install php php-gd php-gettext php-mysql php-pdo httpd

インストールが終わったらApacheを起動します。
さらに自動起動もonにしておきましょう。

# systemctl start httpd
# systemctl enable httpd

次にBacula-Webのインストールファイルを取得します。
wgetで取得します。wgetではなくブラウザでダウンロードしてサーバに転送しても問題ありません。ブラウザの場合は以下よりダウンロードしてください。
http://www.bacula-web.org/download.html
wgetするとわかりにくいファイル名になっているので「bacula-web-7.2.0.tgz」にリネームします。

# cd /tmp
# wget http://www.bacula-web.org/download.html?file=files/bacula-web.org/downloads/bacula-web-7.2.0.tgz
# mv download.html?file=files%2Fbacula-web.org%2Fdownloads%2Fbacula-web-7.2.0.tgz bacula-web-7.2.0.tgz

 Bacula-Webインストール

準備ができたところでBacula-Webをインストールします。
インストール用のディレクトリを作成後にファイルを展開してインストールします。

# cd /var/www/html
# mkdir -v bacula-web
# cd /tmp
# tar -xzvf bacula-web-7.2.0.tgz -C /var/www/html/bacula-web

ファイルを展開しインストールは完了です。
インストールが完了したら、ディレクトリの権限を変更します。

# chown -Rv apache: /var/www/html/bacula-web 
# chmod -Rv ug+w /var/www/html/bacula-web/application/view/cache

Apacheの権限を付与しました。

Bacula-web設定

インストールが完了したら次はBacula-webの設定です。
サンプルの設定ファイルをコピーしてviエディタなどで修正していきます。

# cd /var/www/html/bacula-web/application/config
# cp -pi config.php.sample config.php

次に設定ファイルを変更していきます。例ではviエディタを使用します。
変更が必要な個所のみ抜粋しています。
言語に関する設定とMySQL(カタログ)への接続情報を変更します。
赤字部分が変更箇所になりますが、MySQLの接続情報は環境によってことなりますので、読み替えて変更してください。またMySQL部分はデフォルト設定の「//」でコメントアウトされてますので、コメントアウトの「//」を削除してください。

# vi /var/www/html/bacula-web/application/config/config.php

<省略>

// Translations
$config['language'] = 'ja_JP';


<省略>

// MySQL bacula catalog
$config[0]['label'] = 'Backup Server';
$config[0]['host'] = 'localhost';
$config[0]['login'] = 'bacula';
$config[0]['password'] = 'dbpass';
$config[0]['db_name'] = 'bacula';
$config[0]['db_type'] = 'mysql';
$config[0]['db_port'] = '3306';


<省略>

次にphpの設定をします。
変更が必要な個所のみ抜粋しています。
「timezone」のみ変更します。ここもデフォルト設定は「;」でコメントアウトされてますので、コメントアウトの「;」を削除してください。

# vi /etc/php.ini

<省略>

[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
date.timezone = Asia/Tokyo

<省略>

最後にApacheを再起動します。

# systemctl restart httpd

Bacula-Web設定確認

設定が終わったら設定が正しく行われているか確認をします。
ブラウザから「http://<サーバアドレス>/bacula-web/test.php」にアクセスします。

bacula-web-test

全てに緑のチェックが入り一つだけ「×」になっていれば設定は正常にできています。
×になっている箇所はPostgreSQLが設定されていないことに対するエラーです。MySQLを使用しているのでPostgreSQLの設定は不要です。

Bacula-Webへアクセス

設定が正しくできたのでBacula-Webへアクセスします。
ブラウザで「http://<サーバIPアドレス>/bacula-web/index.php」へアクセスします。
以下のようにダッシュボードが表示されればBacula-Webのインストールは正常に完了です。

bacula-web-dashboard

左上のメニューより「Reports」→「Jobs」でJOBの実行結果一覧などが簡単にみることができます。
bacula-web-jobs