バックアップジョブ失敗時のメール通知設定

投稿者: | 2016年8月9日

Baculaではバックアップジョブ失敗時にメールで通知することができます。
設定はMessagesリソースに設定します。

デフォルトの設定では全てのジョブの結果をローカルに送信する設定となっています。
これを以下の条件が発生した時に指定したメールアドレスに結果を送信するように設定を変更します。

・JOBの実行エラー
・JOBの実行時にwarningが発生
・バックアップ実行時にファイルが1つも保存されなかった

Messageリソースの設定例

以下Messageリソースの設定例になります。

Messages {
  Name = Standard
  mail = <メールアドレス指定> = notsaved, warning, error
  operator = <メールアドレス指定> = mount
  console = all, !skipped, !saved
}

<メールアドレス指定>の個所は任意のメールアドレスを指定してください。<>は不要です。

上記で指定エラーもしくはwarning発生、バックアップファイルが1つも保存されなかった場合にメールで通知されます。

JOBでMessagesを指定

設定したMessagesはJOBの中で定義します。
先ほどの例では「Standard」という名前で定義しましたのでJOBの中で指定します。
以下は例です。

Job {
  Name = "Bacula7"
  Type = Backup
  Level = Full
  Client = bacula-fd
  FileSet = "Full Set"
  Schedule = "WeeklyCycle"
  Storage = File1
  Messages = Standard
  Pool = File
  SpoolAttributes = yes
  Priority = 10
  Write Bootstrap = "/var/spool/bacula/%c.bsr"
}

赤字部分で設定します。

補足

今回は以下の状態の時にメールを送信されるように設定しました。

・JOBの実行エラー
・JOBの実行時にwarningが発生
・バックアップ実行時にファイルが1つも保存されなかった

バックアップ実行時にファイルが1つも保存されなかった = JOBの実行エラー
ではないか?と思われるかもしれませんが、Baculaではディレクターとファイルデーモンの通信が成功した場合はJOBの実行結果として「OK」となってしまいます。
よって実行エラーとは別に「バックアップ実行時にファイルが1つも保存されなかった」場合の設定も追加しています。

Messageリソースはさらに細かい設定も可能です。英語ですが本家のマニュアルもご参照ください。
http://www.bacula.org/7.4.x-manuals/en/main/Messages_Resource.html